美健康、文化の架け橋、
そして世界へ繋がるハーブガーデン
1985年、東京での活動開始から今日に至るまで、私の人生は常に「美」と「健康」、そして異文化を結ぶ架け橋でありたいという強い想いに貫かれています。その原点となったのは、1988年のソウルオリンピックの年に出会った「World Miss University」でした。
World Miss Universityは、単なるミスコンテストではありません。国連が世界平和への願いを込めて創設したこの舞台で、世界中から集まった知性と美意識を兼ね備えた女性代表たちに、所作、マナー、ウォーキングの指導をさせていただいた経験は、私の国際的な視野を大きく開きました。異なる文化を持つ人々との交流は、私にとってかけがえのない学びとなり、特に初めて触れた韓国の文化は、私の心に深く刻まれました。
その後7年間、公益財団法人国際文化協会にて、外交、広報、執行といった多岐にわたる業務に携わり、総裁秘書という要職も務めさせていただきました。国際文化交流の最前線で様々なプロジェクトを推進する中で、韓国をはじめとする多くの国々との相互理解を深めることができました。この時期に培われた国際的なネットワークと、文化に対する深い洞察力は、私の活動の重要な基盤となっています。
2005年、私は活動の拠点を美しい古都、京都に移しました。ソウルでの出会いから育まれた韓国との深いご縁を活かし、韓国のトレンド発信地である江南(カンナム)と京都を結び、韓方食文化を融合させた飲食事業を展開しました。韓流ブームが本格化する以前から、韓国の伝統的な知恵と日本の繊細な美意識を融合させた「ウェルビーイングな暮らし」を提案できたことは、私の誇りです。多くのお客様に、心と体の両面から満たされる食の体験を提供できたと自負しています。
しかし、人生は常に変化し、新たな挑戦を与えてくれます。世界を覆ったコロナ禍、そして私自身の更年期という心身の変化と向き合う中で、私は真の健康とは何かを深く考えるようになりました。その中で巡り合ったのが、熟成発酵紅参エキス「WOA」、そしてそれをさらに昇華させた「羅参仙」です。
この出会いは、私の人生における新たな扉を開きました。韓国でわずか3人しかいない、伝統発酵技術を持つ匠との運命的な出会い。World Miss Universityでの国際的な経験、そして韓国・江南での飲食店経営の実績を匠が認めてくださり、奇跡的に「羅参仙」の独占契約を結ぶことができたのです。この出会いこそが、長年温めてきた韓国慶尚北道(キョンサンプクト)・安東(アンドン)でのハーブガーデン事業へと繋がる、決定的な瞬間でした。
豊かな自然と歴史的な文化が息づく安東の地で、私はハーブガーデンを開園いたします。清らかな空気と肥沃な大地で育まれたハーブ、そして匠の伝統発酵技術によって生まれた「羅参仙」を通じて、真のWell-Beingを世界に届けたい。ソウルでの出会い、江南での挑戦、そして安東での新たな始まり。これまでの私の経験は、全てこの壮大な夢を実現するための道筋だったのだと確信しています。
韓国をアジアのハブ空港のように、安東のハーブガーデンを拠点として、東洋の豊かな恵みを、文化が交差するドバイを経由し、世界へと発信していくこと。それが、私のこれまでの集大成であり、未来への熱い想いです。「羅参仙」と共に、心と体の調和、そして真のWell-Beingを世界中の人々に届けられるよう、情熱を持って取り組んでまいります。


左)伝統×発酵技術を保持 匠
中央)IBA KOREA 会長Roy氏
右)IBA.JAPAN 代表山上

2025年6月 オープン予定

ハーブ畑の風景