山上雅子 Profile

40年の感謝を胸に、新たな美の境地へ

- 山上雅子が贈る、Well-beingの未来 -

CEO 山上雅子（やまがみまさこ）

Masako Yamagami

「三つ子の魂百まで」「好きこそ物の上手なれ」と申しますが、ジャンルを問わず舞踊を心から愛する者として、皆様にご挨拶申し上げます。幼少の頃、虚弱だった私が健康のために始めた舞踊は、いつしか人生を豊かに彩るかけがえのない道となりました。

舞踊は、単なる動きの芸術ではありません。内面から湧き出る豊かな感情を全身で表現する、まさに「表情芸術」です。情操教育、しなやかな身体機能、そして洗練された美しい所作。舞踊を通して培われた精神性、幅広い教養、そして厳格な躾は、私の人生における何よりも大切な財産となっています。

優雅な人生を求めて - 独自の文化メソッド開発

3歳から歩み始めた舞踊の道。その奥深い学びを、時代の潮流に合わせて捉え直し、「Well-being（幸福）」というキーワードを軸に、優雅な100年人生を提唱する独自の文化メソッドを開発してまいりました。

そして、いよいよ来たる2025年6月1日。皆様の温かいご支援のおかげをもちまして、山上雅子プロデュース事業は記念すべき40周年を迎えることとなりました。この長きにわたるご厚情に、心より深く感謝申し上げます。

新たな挑戦 - 美と健康を届ける物販事業へ

2023年には、新たな挑戦として物販事業を立ち上げ、韓国伝承の高麗人参エキス紅参『WOA（韓国語で優雅）』を発表いたしました。そのお披露目の場として、国内最大級の美容市場であるビューティーワールド東京に新設された注目の「フェムモアゾーン」にて、初めて出展させていただきました。
「フェムテック元年」と言われる2020年以降、政府や企業による女性の健康と活躍を支援する取り組みが活発になっています。社会全体が女性の Well-being をサポートする時代へと大きく変化していく中、私の事業は「女性の美と健康」という普遍的なテーマに真摯に向き合い、長年の経験を通して培ってきた独自のメソッドを再構築しております。この強みを生かすことで、より多くの悩みを抱える女性の皆様のお役に立てるのではないか。その強い想いを胸に、新たな事業を立ち上げました。

韓国美容との出会い - 美の根源を求めて

韓流美容を探求するきっかけとなったのは、1988年に韓国で開催されたUN国連（IAUP主催）世界大会ミスコンテストにおいて、執行役員を8年間務めた経験に遡ります。そこで出会ったアジアを代表する Miss KOREA の皆様の、まるで絹のようなきめ細やかな肌の美しさに、私は強い衝撃を受けました。なぜ韓国の女性たちの肌は、かくも美しいのか？その根拠に、知的好奇心を強く惹かれたのです。

以来、韓国特有の美容法や食文化について深く探求を重ねる中で、美の根源が自然の恵みである「天然発酵」にあるという確信に至りました。そして、数々の巡り合わせを経て、韓国でも唯一無二の匠とのご縁をいただき、弊社の新たな自信作として、高麗人参エキス紅参『WOA 雅の秘宝』を発表する運びとなりました。

未来への展望 - オンライン展開と安東のハーブガーデン

2024年春には、オンラインショップも本格的に稼働を開始し、お客様とのより円滑なコミュニケーションを目指し、Lステップを導入したLINE公式アカウントもスタートいたしました。
そして、来たる2025年6月には、韓国の悠久の歴史と豊かな文化が息づく街「安東（アンドン）」に所有する広大な土地に、心と体を癒すハーブガーデンをオープンする予定です。自然の力と美しさに触れられるこの場所が、皆様の Well-being に貢献できることを願っております。

今後とも、皆様お一人おひとりに寄り添いながら、笑顔あふれる優雅な100年人生を共に楽しめるよう、微力ながら社会貢献にも努め、精進してまいります。
末永くご愛顧賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2025年5月吉日

山上雅子

美と健康、文化を織りなす私の歩み

起業の原点 - 東京・青山での挑戦 (1985年～2004年)

1985年、東京・青山で総合美養研究所「株式会社BODY-ART since1985」を設立したあの日から、私の美と健康への探求の旅が始まりました。バブル景気に沸く時代、フィットネスクラブのインストラクター育成・派遣事業を皮切りに、SPA＆リゾート開発、企業コンサルタント、セミナー開催、人材育成と、多岐にわたる事業を展開。多くの一流企業との協業を通じて、時代のニーズを肌で感じ、応える喜びを経験しました。この頃の経験は、私の事業の礎となり、常に新しいことに挑戦する精神を育んでくれました。

京都への転機 - 東洋と西洋の美学の融合 (2005年～2010年)
創業から20年を迎えた2005年、私は活動の拠点を歴史と文化の薫り高い京都へと移しました。「東洋の知恵と西洋の美学」をスローガンに、新たな挑戦を決意したのです。当時から世界的な潮流となりつつあったSDGsに共感し、エコライフやヨガブーム、アンチエイジングに着目した美養食、そして韓流オリエンタルビューティーを取り入れた施設などを展開。東洋医学の奥深さと西洋の洗練された美意識を融合させた独自のビューティーメソッドは、多くの方にご支持いただき、健康と美容の分野で確かなキャリアを築くことができました。

文化発信への情熱 - 事業の多角化 (2011年～2019年)
2011年には、京都御所北に韓方美容総合施設『王妃庵 WANGVI』をオープン。伝統的な韓方の力で、内面からの美しさを引き出すお手伝いをさせていただきました。さらに、食は文化の根源であるという想いから、2013年には韓国・江南に本格的な宮廷料理を提供する『家門』を、2015年には京都・祇園に文化サロン『家門』を開設。食を通じて、東洋の豊かな文化を伝えていくことは、私にとって大きな喜びです。また、世代を担う若い才能を育成したいという強い願いから、2017年にNPO法人『J-Blue Organization』を設立。世界で活躍する日本のトップダンサーたちと手を携え、行政機関とも連携しながら、2019年には京都市認定NPO法人格を取得。国内外で日本のダンスカルチャーの魅力を発信してきました。

変化を力に - コロナ禍からの新たな展開 (2020年～現在)
2020年、世界中が予期せぬ困難に直面する中、私も事業の在り方を大きく見直すことを余儀なくされました。対面での活動が制限される中で、オンラインへの事業転換を図る中、新たな匠との出会いがありました。この出会いがきっかけとなり、長年の知識と経験を活かし、韓国伝承の新羅人参を使った「羅参仙」を2023年に発表することができました。健康長寿への願いを込めたこの商品は、多くの方々の健やかな生活をサポートしたいという私の想いの結晶です。そして、2025年6月には、IBA-JAPAN創立40周年という節目の年に、韓国慶尚北道の安東に所有の土地でハーブ園を開園する予定です。「優雅（WOA）」な100年健康長寿計画の実現に向けて、今からできる健康法の基礎を築き、皆様の第二の人生をより豊かにするお手伝いができればと願っています。

未来への展望 - 「盤育事業」への想い
IBA-JAPANが40周年を迎える今、私はこれまでの体育事業（健康づくり）、食育事業（美養づくり）、知育事業（文化づくり）を通して得た貴重な経験を総括し、その根底にある重要なエビデンスを基盤とした新たな事業「盤育事業」を推進していきたいと考えています。これは、長年にわたり美と健康、そして文化の発展に情熱を注いできた私の集大成であり、次世代へと繋ぐ新たな挑戦です。これからも、皆様の心と体の健やかさ、そして豊かな文化生活に貢献できるよう、精一杯努めてまいります。